模型メーカーのトミーテックが新製品を発表。「鉄道コレクション」からJR和歌山線・桜井線の105系電車が登場するほか、富士急行、西鉄、全但バスの車両、日産「GT-R」50周年記念車、フェラーリ、トヨタ初代「ソアラ」も加わります。

105系はSW004編成とSW009編成

 模型メーカーのトミーテックは2019年12月12日(木)、鉄道模型やミニカーなどの新製品を発表しました。

「鉄道コレクション」では、2019年10月まで定期運行されていたJR和歌山線・桜井線の105系電車がNゲージサイズで登場。製品は、両端がパンダ顔のSW004編成と、地下鉄顔を含んだSW009編成が用意されます。それぞれ2020年4月発売予定、2両セット、予価3000円(税別。以下同じ)です。

和歌山線105系が2種類登場 富士急や西鉄バス GT-Rに初...の画像はこちら >>

「鉄道コレクション JR105系 桜井線・和歌山線(SW004編成)2両セット」のイメージ(画像:トミーテック)。

「ザ・バスコレクション」では、以下の3製品が発表されました。

・全国バスコレクション 富士急行(2020年5月、1200円)
 モデル車両は、御殿場営業所所属、2016年導入の新型「エルガ」。河口湖~御殿場間をはじめ、御殿場営業所管内で使われています。

・全国バスコレクション 西日本鉄道渡辺通幹線バス(2020年5月、1200円)
 渡辺通幹線バスは、西鉄大橋駅~天神間を日中約8分間隔で運行。車両はピンクの縦ストライプと、大きく表示された行先番号の「W」の文字が特徴です。

・ザ・バスコレクション 全但バス×ヤマト運輸客貨混載バス(2020年5月、1800円)
 全但バスの客貨混載バスは、2017年6月、同社とヤマト運輸の相互連携により誕生。

ラッピングバスが兵庫県豊岡市内の江原駅と神鍋高原を結んでいます。

「GT-R」50周年車、フェラーリ、トヨタ「ソアラ」も

「トミカ リミテッド ビンテージ ネオ」(64分の1スケール)では、以下の3製品が発表されました。

和歌山線105系が2種類登場 富士急や西鉄バス GT-Rに初代ソアラも トミーテック新製品

「日産GT-R 50th ANNIVERSARY(青)」のイメージ(画像:トミーテック)。

・日産GT-R 50th ANNIVERSARY(青/銀)(2020年5月、各3000円)
 日産「GT-R」50周年記念車2種が登場。フロント側の金型を一部新規製作して2020MODELを再現しています。

・フェラーリ 512 BB(赤・黒)(2020年6月、5800円)
 スーパーカーブームの主役を製品化。水平対向エンジンを再現すべく、リアカウルは開閉式です。

・フェラーリ 365 GT4 BB(青・黒)(2020年6月、5800円)
 スーパーカーブームの主役を製品化。1971(昭和46)年デビューの「365 GT4 BB」は、その後の「BB 512」「512 BBi」より短いボディ後部と、6本出しのエグゾースト、6連のテールランプで区別できます。また、リアカウル開口線もその後のモデルとは異なります。

 このほか、イグニッションモデルとのコラボ製品で、トヨタ初代「ソアラ」の最上級車「2800GTエクストラ」のノーマル仕様を18分の1スケールで再現。登場時のイメージカラーだった2トーン(ベージュ・茶、2020年7月発売)と、ソアラの象徴ともいえるスーパーホワイト(8月発売)の2色が登場します。

予価は各3万5000円です。

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