ルアーやサオ、リールを安く購入できるチャンスがある中古釣具市場。今回は中古ルアーを買う際のポイントと注意点を紹介していきましょう。

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お宝が眠っているかも?

中古ルアーの醍醐味はなんといっても、たくさんの商品の中からお目当てのものを探すお宝探し。特に中古ルアーの利点は、廃盤になったルアーや、もう売っていない限定カラー等が手に入る可能性があることです。また、それを安く手に入れることができるのも嬉しいですよね。

意外な落とし穴その1:そっくりさん

たまに驚くほど安いルアーがあります。それは模造品である可能性があります。定番の超人気ルアー、シーバスではレンジバイブやローリングベイトなどは海外製のそっくりさんが中古屋に出回っています。

見分ける方法は簡単で、ルアーの背中やお腹に書いてあるはずの名前があるかないかです。そっくりさんにはルアー名の記載がないことが殆どです。

ヘビーユーザーならアイシールのデザインでも分かるでしょう。

元釣具屋店員が教える「中古ルアー購入法」 そっくりさんにご注意を?
本物とそっくりさんの見極めは名前で(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

意外な落とし穴その2:見えない破損

中古のルアーですから、もちろんどこかにぶつけた可能性があります。お店側も買取時にチェックしますので、破損ルアーは格安で売られていることが多いですが、厄介なのは内部の破損。

特に重心移動システムを搭載したミノーやペンシルには注意です。クリアーカラーでない限り中は確認しようがないので、振って重心がしっかり動いているか、移動後に固定されているかを確かめましょう。

元釣具屋店員が教える「中古ルアー購入法」 そっくりさんにご注意を?
重心移動システムも要確認(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

メタルルアーやワームは安心

逆に安心できるのが鉄板バイブやメタルジグ等のメタルルアー。中空ではないので内部破損がなく、もしぶつけたり破損しているなら外傷から一目でわかります。たまにぶつけたのか歪んでいるバイブレーションがありますが、ペンチを使ってまっすぐに戻してやれば無問題。

ワーム類も破損があればすぐわかりますし、中古でも販売されているパッケージにそのまま入っている物がほとんどなので、どこの何という名前の商品かすぐにわかります。

元釣具屋店員が教える「中古ルアー購入法」 そっくりさんにご注意を?
メタルルアーやワームは安心(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

賢く活用しよう

色々と初心者にはわかりづらい落とし穴がある中古釣具ですが、量販店では売っていないようなルアーや廃盤品はここでしか出会えない可能性も。今月財布が厳しいけどルアーが必要……という時も心強い味方です。

時間がある時は中古釣具屋を巡ってみると色々な発見があるかもですよ♪

<檜垣修平/TSURINEWSライター>

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