松本若菜が主演するドラマ「Dr.アシュラ」(フジテレビ系)の第9話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
本作は、時に重症患者2人を同時にオペするなど、鬼神・阿修羅のごとく振る舞う様子から“アシュラ先生”と呼ばれるスーパー救命医・杏野朱羅(松本若菜)の活躍を描く、救命医療ドラマ。
ある日、朱羅は大黒修二(田辺誠一)から「屋上のテントは片付けたのか?」と言われるが適当にあしらう。大黒に口うるさく叱られながら病院の廊下を歩いていると、うずくまっている妊婦(村川絵梨)を見つける。
朱羅と大黒は、その妊婦を手当てすると、妊婦は朱羅や大黒たちの名前を呼んで礼を述べる。朱羅たちが名前を知っていることに驚いていると、梵天太郎(荒川良々)が「美鈴!」と駆け寄ってくる。笑顔を振りまく美鈴は梵天の妻だった。
一方、交通事故で外傷を負った女子高生・土井明日花(吉冨さくら)が運び込まれる。しかし、彼女は呼びかけへの反応に乏しい状態だった。朱羅は彼女に筆談をしようとすると、そこへ彼女の父・孝(三浦剛)が現れる。しかし、明日花は父親の姿を見るなり、手話で「帰れ」と話す。
翌日、孝が明日花の病室に訪れると、心配して「薬は飲んだか?、眠れたか?」と手話で話す。すると明日花は怒って「来なくていいよ」と話して塞ぎ込んでしまう。
後日、孝が明日花に会いに行くと、彼女は「ごめん」と話す。すると、孝は妻が書いた母子手帳を渡して、それを読んだ明日花は「お父さんとお母さんの子どもに生まれてきてよかった」と言って涙する。
一方、梵天が帰宅すると、美鈴は倒れていて、すぐに救急科へ搬送される。朱羅と六道ナオミ(小雪)が診察していると、母子ともに心停止の状態となり、帝王切開して胎児を取り出す…。その直後、美鈴は心停止して朱羅が心臓マッサージを繰り返すが…。
放送終了後、SNS上には、「朱羅の筆談の『言いたいことがあるならちゃんと伝えたほうがいい』に共感した。明日花に届いてよかった」「荒川良々の演技が見事だった。不安や葛藤、取り乱し方などの演技がとても細やかですばらしい」「土井親子のエピソードに号泣した。ラストに朱羅がほほ笑みを見せたのも良かった」などのコメントが投稿された。
またこのほか、「うちの旦那も号泣してた。出産は命懸け。