小泉今日子と中井貴一のダブル主演するドラマ「続・続・最後から二番目の恋」(フジテレビ系)の第10話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)。

 本作は、テレビ局プロデューサー・吉野千明(小泉)と、鎌倉市役所で働く公務員・長倉和平(中井)の恋を描いたロマンチック&ホームコメディー。2012年に「最後から二番目の恋」、スペシャル版「最後から二番目の恋2012秋」、そして2014年に「続・最後から二番目の恋」が放送された。第3期目となる本作はその11年後を描く。

 和平と典子(飯島直子)の夫・水谷広行(浅野和之)は、なぜか神社に2人でいた。彼らの脳裏には、「いったい、なぜこうなった?」という言葉が浮かんでいた。

 それより一日前…。千明はいつもの女子会へ。だが、水野祥子(渡辺真起子)のスマホに部下から彼女をののしる言葉が「間違えて」届いてムードは一変する。涙する祥子を慰める千明と荒木啓子(森口博子)は、もはや自分ごとのように悲しむが…。

 他方、和平は娘の長倉えりな(白本彩奈)とその恋人・木村優斗(西垣匠)との食事からの帰路。鎌倉を離れて旅に出るというふたりの考えを聞き、一抹の寂しさを感じる和平は、この話を千明と分かち合いたい思いに駆られ、駅で千明の姿を探す…。

 それは千明も同様だった。

祥子のことで悲しみに暮れる千明が駅に着くと、偶然に成瀬千次(三浦友和)と出会う。しかし、成瀬は様子を察して、和平へ電話をする。やがて、和平が合流。成瀬の優しさをかみ締めたふたりはバーで互いの孤独を打ち明ける。

 同じ頃、典子は雑誌編集部の誘いで、エッセイの執筆に精を出し、長倉真平(坂口憲二)は、自由を楽しんで前向きに生きる心境に。また、長倉万理子(内田有紀)も、ドラマの企画を提出し、緊張の日々から解き放たれていた。

 翌日、和平は、早田律子(石田ひかり)と仕事の合間にランチ休憩へ。しかし、和平が自宅から持参した弁当に、とあるモノが紛れ込んでいて、それを見た律子はおびえてしまう。そして、和平が家路に向かうと、典子の夫・広行が待ち伏せしていて…。

 放送終了後、SNS上には、「出番が少なかった広行を最終回直前でぶっ込んで来るとは」「万理子の小道具の手錠を和平が弁当と間違うなんて笑える。さらに広行に手錠かけられてトイレと土下座に付き合わされてるなんて、腹筋崩壊した」「万理子の手錠がなぜ、和平の手元に? 律子の勘違いもおもしろいw」などのコメントが投稿された。

 またこのほか、「前半は大人の寂しさなどが詰まって落ち着いてたのに、後半はおもろいシーンが多すぎて爆笑だった。

手錠だけでこんなにおもしろい?」「和平さん、電車3本待ったのか。千明と和平通じ合ってる…。成瀬先生もすてき」「和平のせりふ、『いい歳したって抱き締めてもいいじゃないですか』、ナイスだな」などのコメントも投稿された。

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