この記事をまとめると
■愛車を手放す際にやりがちな行為を紹介■カスタムしていた場合はそれらのパーツを外して売ることがよくある
■愛車を多く乗り換えている人は写真などを思い出として残しておくという人も多い
愛車を手放す際にやりがちな行為
クルマの買い替えを決意する。それはつまり、現在の愛車との別れを意味します。次期愛車も楽しみだけれど、これまで乗ってきた愛車を手放さなければならない……。
あなたはいくつ、あてはまりますか?
1:ノーマル戻し
シートやオーディオ、ドライブレコーダーなど、次期愛車に移植したり、ネットオークションなどに出品する部品を外す「ノーマル戻し」の儀式も大事です。
自分たち好みにカスタマイズした愛車が、1台のクルマに戻っていく瞬間です。ここで感傷に浸ってしまうと先に進めなくなるので一気に片付けてしまいましょう。
2:仲間たちにお別れの挨拶
スポーツカーからSUVへの乗り換えなど、大幅に路線変更する場合、これまで属してきたグループや同じ車種を所有する気の合う人たちと疎遠になってしまうケースも考えられます。

もちろん、クルマを乗り換えても関係が続く人もなかにはいるでしょう。しかし、現実問題として「クルマの乗り替えが縁の切れ目」になってしまうものです。そのまま自然消滅ではあまりにも悲しい。クルマが変わっても付き合いの継続をお願いしつつ、ひとまず仲間たちにお別れの挨拶をしておきたいところです。
3:最後のドライブ
乗り換えが決まった時点で遠出は難しいものがありますが、たとえ1時間でも、走らせたときの感触や運転席から見える景色など……。これまでのさまざまな思い出を振り返りつつ、最後のドライブを楽しむ人が意外と多いものです。

お気に入りのスポットがあれば、そこでもうすぐお別れとなる愛車を撮影。おすすめは、オーナーと愛車のツーショット写真です。これ、意外と撮ったことがない人が多いんです。スマートフォン用の三脚が1000円くらいから入手できますし、最後の記念撮影、ぜひ試してみてください。
愛車を乗り換えてきた人ならではの儀式も
4:感謝を込めてすみずみまで洗車
「もうすぐ手放すのにわざわざ洗車なんて無駄じゃない?」なんてツレないことを言う人がいますが、オーナー自ら、普段は手を入れないような箇所まで内外装をすみずみまで洗車して、別れの儀式とするケースも少なからずあります。

個人的には「せめて最後はピカピカにして送り出してあげたい」という思考なのですが、この想いに共感してもらえたら、ぜひ試してみてください。
5:次の愛車と並べて最初で最後の記念撮影
いよいよ次の愛車の納車日となりました。これまでの愛車とこれからの愛車、2台を並べて、さらにオーナーも一緒になって撮影ができる最初で最後のチャンスです。

大安の日は納車が重なることも多いので、次の愛車を購入した販売店の人に事前に2台並べて撮影がしたいと伝えておくことをおすすめします。
まとめ:クルマを乗り換える頻度が高い人ほど、後々よい思い出に
1台の愛車と添い遂げる、それこそ20年、30年と所有している人にとっては、今回のような場面は無縁かもしれません。しかし、クルマを乗り換える頻度が高い人ほど、後々、自分自身の愛車遍歴を振りかえるときによい記念となります。

画像データとして保存しておくのもアリですが、プリントアウトして額装したり、アルバムにしてまとめておくことをおすすめします。プリントアウトする際に日付も表示させるようにすると、忘れかけていたそのクルマとの思い出が蘇ってくるのでさらにおすすめです。
ハードディスクやクラウドなどに過去に撮影した画像が保存されているとしたら、ぜひ当時の画像を探してみてください。懐かしいこと、請け合いです。