この記事をまとめると
■モータースポーツの最高峰「F1」のチームスポンサー料は高額だ



■少なくとも数十億~数百億円は必要とされている



■小さいモノであれば1億円強からが相場なようだ



F1のスポンサー料は年間で数百億が当たり前

F1マシンに燦然と輝くスポンサー企業のロゴマーク。モータースポーツに関係のある企業はもちろん、そうでないブランドのものまで、カッコよく見えてくるところが、F1マジックといったところだろう。



お金のことなので、趣味のいい話ではないが、F1チームのスポンサーになって、マシンのボディに企業名を入れるには、どれぐらいのスポンサー料が必要なのか気になる人もいるだろう。



正式に発表されている例は少ないので、ほとんどが推定金額になってしまうが、たとえば2024年にフェラーリと新たにタイトルスポンサーの契約を結んだ、ヒューレット・パッカード(HP)の契約金は年間1億ドル(約155億円)といわれている。



10cm程度のステッカーでも年間1億円以上! F1マシンのス...の画像はこちら >>



トップチームでは、レッドブル・レーシングのスポンサー、オラクルもほぼ同額で、年間1億ドル=約155億円。そして、同じく今年絶好調のマクラーレンの新しいスポンサーになった、クレジットカード会社のマスターカードの契約金は、約6000万ドル(約94億円)といわれている。



なお、メルセデスAMGのメインスポンサー、ペトロナス石油は、年間4200万ドル(約42億円)。角田裕毅が所属する、RBフォーミュラ1チームのメインスポンサー、Visa/CashAppの契約金は年間3500万ドル(約53億円)。



10cm程度のステッカーでも年間1億円以上! F1マシンのスポンサー料は文字通りケタ違いだった!!
メルセデスAMGのF1マシンの走行写真



また、今年ウイリアムズのマシンに、日本を代表する建設機械メーカー、コマツのロゴが大きく貼られているが、コマツはプリンシパルパートナーであり、テクニカルサポートもしているはず。複数年スポンサー契約であることは公表されているが、契約金は非公開……。



10cm程度のステッカーでも年間1億円以上! F1マシンのスポンサー料は文字通りケタ違いだった!!
コマツがスポンサードしているウイリアムズのF1マシン



では、小さいステッカの場合はどうだろうか?



例を挙げると、1991年に少年ジャンプが、マクラーレン・ホンダのスポンサーになったとき、ノーズに貼った小さなステッカーで、年間1億円といわれていた。



10cm程度のステッカーでも年間1億円以上! F1マシンのスポンサー料は文字通りケタ違いだった!!
マクラーレンMP4/6に貼られた少年ジャンプのロゴステッカー



ただどうやら、現在でも最少額はそれほど上がっていないらしい。レッドブル、フェラーリ、マクラーレン、メルセデスなど、トップチームの車体にステッカーを貼るとなると、小さなものでも150万ユーロ(約1.8億円)ぐらいからといわれているからだ。



そういった相場を考えると、中堅チームであれば100万ドル(約1億円)くらいから車体にステッカーが貼れるはずだ(⁉)。

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