スマホやコンビニで簡単に申し込みができる
コンビニやスマホから簡単に加入できる、24時間単位の1日自動車保険というがあるのはご存じだろうか?
この1日自動車保険は、親兄弟のクルマ、友人のクルマなどを運転するときに、24時間~1週間の短期間だけ加入できる自動車保険。
同居の親のクルマでも加入できるので、親のクルマの自動車保険が本人限定や本人と配偶者限定の特約になっているような場合もOK。
帰省したときに実家のクルマを運転したり、免許は持っていても普段はクルマを使わないお子さんが1日だけ運転するといった場合に重宝する保険だ。
こうした1日自動車保険には、およそ3つのプランがあり、自動車保険大手の東京海上日動の場合、
車両補償なしのプランは、24時間で500円
車両補償ありプラン(スタンダード)が、24時間で1500円(車両補償は免責15万円)
弁護士特約のついた車両補償ありプラン(プレミアム)が、24時間で2100円(車両補償は免責10万円)
となっている。
申し込みは、前述のとおり、スマホかコンビニで簡単にでき、運転する当日の加入も可能。ただし、車両補償のつくプランは、7日前までに事前登録を済ましておくことが加入の条件になる。
お得な割引が受けられるサービスも!
また1日自動車保険を複数回利用するとリピート割引があったり、のちのち愛車を購入し、一般的な自動車保険に加入するときに割引が受けられるようなサービスもある。
こうした1日自動車保険の他に、1年単位で他人のクルマを運転するための保険「(ペーパー)ドライバー保険」という保険もあったが、1日自動車保険とドライバー保険の違いは、加入期間の長さだけでなく、ドライバー保険ではNGだった車両保証が1日自動車保険ならOKというのも大きな違いになっている。
なお1日自動車保険は、他人のクルマを運転することが前提となっているため、本人のクルマ、配偶者のクルマ、法人所有のクルマは補償の対象外。

また、クルマの用途と車種は、自家用乗用車(普通・小型・軽四輪)に限られている。
ちなみに自分名義(配偶者や家族を含む)で、すでに自動車保険に加入していて、「他車運転特約」が付帯されている場合は、一時的に他人のクルマを運転していて事故を起こした場合も、記名被保険者の自動車保険の内容が適用はずなので、他人のクルマを借りるときにわざわざ1日自動車保険に加入する必要はない(保証範囲・保証内容は、契約内容を要確認)。
1日自動車保険の詳細は、保険会社によっても多少は異なるので、興味のある人は保険会社のホームページなどで確認・比較しておこう。