ほとんど当て字のような車名も!

クルマの車名は、FIT=フィットやMIRAI=ミライなど、誰もがわかりやすいものもあれば、「OPEN HOUSE」(オープンハウス)をオペン・ホーセと呼ぶTVCMがあるけれど、オペン・ホ-セはギャグだとしても、英語に不慣れな人が読みづらい英字がある。それはクルマの車名でも言えること。ここでは、うっかりすると読み方を間違えそうな日本車の車名を紹介したい。

もちろん、読者のみなさんは読めるでしょうけれど、クルマに関心のない人、英語に触れたことのない人だと、読み間違える可能性がありそうだ。



さらに、ほとんど当て字的な車名もあるから、これが面白い。じつは、ボク自身、デビューしてからしばらくは、カタカナ表記に苦心した車名がある。それがトヨタESQUIRE=エスクァイアだ。アが小文字になるところがわかりにくいし、そもそもESQUIREとだけ見せられて、ちゃんとエスクァイアと読める人はそういなかったんじゃないか。エスキュイヤーとか。



「イスイス?」「エックスビー?」知らなきゃ読めない「英字車名...の画像はこちら >>



トヨタはそうした英字の車名が好きらしく!? 以前あった5ナンバーサイズのミニバン、ISISも読みにくい。アイシスと読むのだが、イスイスとかアイエスアイエスとか読んでしまいそう。その読みにくさが、人気、不人気を分けた……かどうかは分からない。



「イスイス?」「エックスビー?」知らなきゃ読めない「英字車名」をもつ「国産車」12選



同じくトヨタのCAMRYも、今では自然に読めそうだが、カムリィとか読んでも不自然さはなし。英語圏ではたぶん、正しい発音として、カムリィと呼んでいるようだ。



「イスイス?」「エックスビー?」知らなきゃ読めない「英字車名」をもつ「国産車」12選



売れに売れているトヨタRIZEも、ローマ字的にはライゼと呼んでしまいそうだ。



「イスイス?」「エックスビー?」知らなきゃ読めない「英字車名」をもつ「国産車」12選



軽自動車にも知らなければ読めないような車名が多数

80年代から90年代にいすゞが発売していたPIAZZAも、イタリア語読みでわかりにくかったはずだ。ピザはないにしても、ピアザと呼んでもおかしくない。正解はピアッツァだが、日本人は正確に発音するのが難しいかも知れない。



「イスイス?」「エックスビー?」知らなきゃ読めない「英字車名」をもつ「国産車」12選



その流れで、近いのが、スバルのIMPREZA。インプレッサが正しいのだが、何も知らなければ、インプレッザと読みそうである。



「イスイス?」「エックスビー?」知らなきゃ読めない「英字車名」をもつ「国産車」12選



日産SYLPHY、スズキIGNISも、思わずどこかにカタカナ読みの表記がないか探してしまいそうな車名である。もちろん、シルフィ、イグニスである。



ここからは、ほとんど勝手なネーミングと言いたい車名である。まずはスズキXBEE。エックスビーではない。Xをクロスと読み、クロスビーが正解だ。余談だが、以前、いすゞにビークロスというSUVがあったのだが、XBEEの試乗記を書いていて、うっかりビークロスと混同して表記してしまった苦い経験がある。

もちろん、編集者が間違いに気づいて直してくれたのだが、青山、バカだな~と思ったに違いない。



「イスイス?」「エックスビー?」知らなきゃ読めない「英字車名」をもつ「国産車」12選



軽自動車でも、何も知らなければ読めないような車名が数多い。日産ROOXはルーエックスではなくルークスだし、ホンダN-WGNや三菱ek Xあたりになると、造語そのもの。N-WGNはエヌワゴンだし、三菱ek Xはイーケークロスと、やはりXをクロスと読ませるのだ。ダイハツMIRA e:Sだって、ミライースとは、教えてくれなければ読めない造語である。



「イスイス?」「エックスビー?」知らなきゃ読めない「英字車名」をもつ「国産車」12選



スズキのHUSTLERも、アメリカの成人向け雑誌を知っている人ならともかく、読みにくい車名だろう。そのハスラーを辞書で引くと、精力的な実業家、やり手、詐欺師、勝負師、ビリヤードプレイヤーなどと出てくる。確かに、ポール・ニューマンとトム・クルーズが出てくるビリヤード映画のタイトルもハスラーだった。しかし、それを覚えていなければ、日本人感覚ではHUSTLERのTが引っ掛かり、うっかりハストラーなんて読んでしまいそうだ。



「イスイス?」「エックスビー?」知らなきゃ読めない「英字車名」をもつ「国産車」12選



ちなみに、マツダのCX-30はシーエックスサンジュウではない。マツダ2をマツダツー、CX-5をシーエックスファイブと呼ぶのと同様、シーエックスサーティである。CX-30が登場した当時、まわりにシーエックスサンジュウと呼んでいた人がいたのだが、「あっ、シーエックスサーティですね」といおうと思ったものの、失礼に当たるかもしれないと、自身で気づくのを期待して、否定しなかった。

その後、ちゃんと正しく読んでいるかどうかと、じつは心配している今日この頃である。

編集部おすすめ