
モータースポーツに対する情熱からスタートする人が多い
モータースポーツシーンでは国内外ともに芸能人やスポーツ選手など著名人のオーナーチームが活躍している。
具体的にはアメリカの俳優、ポール・ニューマンがレーシングドライバーのカール・ハースと1982年に立ち上げた「ニューマン・ハース・レース」がアメリカのインディカーシリーズで活躍するほか、2016年には香港出身の俳優、ジャッキー・チェンがレーシングドライバーのデビッド・チャンと「ジャッキー・チェンDCレーシング」を設立し、WECのLMP2クラスで猛威を発揮。さらに、NBAのスーパースター、マイケル・ジョーダンもレーシングドライバーのデニー・ハムリンと新チームを結成し、2021年のナスカーに参戦することを発表している。
国内に目を向ければご存知のとおり、俳優かつ歌手の近藤真彦が2000年に「KONDO RACING」を立ち上げて、現在、スーパーフォーミュラやスーパーGTで活躍するほか、俳優の哀川翔が2010年に「TEAM SHOW」を結成し、全日本ラリー選手権にチャレンジ。さらに二輪レースに目を向けると俳優の岩城滉一が「チームイワキ」を設立して、全日本ロードレース選手権に参戦している。
さらに監督ということだけを見れば、俳優の舘ひろしが「ナビコネクション・レーシングチーム」の監督としてフォーミュラ・ニッポンに参戦したほか、同じく俳優の神田正輝が「TEAM KANDA」の監督として全日本ラリー選手権に参戦。さらに近年は元プロ野球選手の佐々木主浩が「D’Station Racing」の監督としてスーパーGTに参戦するなど枚挙にいとまがない。