この記事をまとめると
◼︎各国の大統領は、自国のブランドのクルマに乗る傾向が強い◼︎専用車ともなると、防弾装備などを備えており装甲車のようなスペックのクルマもある
◼︎世界一貧しい国とされている国の大統領は初代ビートルを愛用しているという
大統領や首相が乗るクルマはどのくらい特別なのか?
大領専用機「エアフォース・ワン」ならぬ、「キャデラック・ワン」。またの名を「ザ・ビースト」と呼ぶアメリカ大統領専用車。
重厚な防弾ドアと防弾ガラスがアメリカ大統領を守る。
GMキャデラックが大統領専用車になったのは1980年代になってからのことだ。当初は量産車をベースとしていたが、最新モデルは見た目はキャデラックだが中身は独自設計の領域が多いという。
さらに時代を遡ると、60年代から70年代のアメリカ大統領専用車は、フォードのリンカーンコンチネンタルをベースとしていた。名称は「ザ・X-100」だ。その実物を米ミシガン州デトロイト郊外のディアボーン市にあるフォードミュージアムで何度も見た。そこに世界経済を牽引する強いアメリカを感じた。
隣国メキシコで、筆者は大統領が参列した式典に参加したことがあるが、機動性に優れたGMシボレーサバーバンを使っていた。どうやらいまでもサバーバンを継承している模様だ。
欧州に目を転じると、資料ではドイツはアウディA8を使用。また、英国ではジャガーXJベースのリムジンを使用してきたが、現地の報道ではBMWまたはメルセデス・ベンツへの買い替えも視野にあるという。すでに変更されているかもしれない。
大統領用のクルマにもハイブリッドを積極的に導入
フランスでは、資料によるとシトロエンやプジョーなど、これまでさまざまなモデルが導入されている。2010年代から政府が量産車向けに推進した燃費対応の課税強化を受け、大統領専用車を含めて政府公用車ではハイブリッド車などの環境対応車へシフトしたタイミングが、先進国の中では早かった印象がある。いずれにしても、フランス車の上級モデルをベースとしており、フランスとしての誇りを大事にしているようだ。
また、チェコでも自国生産の誇りとして、VWグループ系列のシュコダを使う。
中国では第一汽車の紅旗。いまでは世界最大の自動車大国となった中国だが、50年代には欧米での自動車メーカーの技術を参考として中国独自のモデルとして登場したのが紅旗だった。そのため、中国政府も中国の国民も紅旗に対する思い入れが強い。現在、紅旗は第一汽車のプレミアムブランドとなっており、北京モーターショーや上海モータショーでは、紅旗の最新モデルが会場内でもっとも目立つ場所に展示されている印象がある。
日本の場合、総理大臣は長年センチュリーを使い、一時はレクサスLS600hとなったこともあったが、直近の岸田総理はハイブリッド車となった最新センチュリーで移動している。そのほか、最新型のメルセデス・ベンツやBMWのリムジンを使う国が多く、なかには60年代や70年代のロールスロイスやメルセデスベンツリムジンなどを丁寧に乗り継いでいる国もある。
目立つところでは、南米ウルグアイで2010年から2015年まで在任したホセ・ムヒカ元大統領が、かなり年季の入ったVWビートルを大統領自身で運転して移動し、ウルグアイにおける厳しい経済事情を世界各国に訴えた。この様子は日本のテレビなどでも報道されており、記憶に残っている方もいるかもしれない。
国や地域によって、国のトップが使う公用車もさまざまだ。

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