福島県の高速道路で高校生1人が死亡したバス事故を受け、名古屋市は市立の高校と中学校に対し、部活動での生徒移動について安全管理の徹底を求める文書を出しました。

文書は5月15日付けで、名古屋市立の14の高校と112の中学校に送られました。



それによりますと、遠方で実施する部活動で移動サービスとしてバスを利用する場合には、公共交通機関を利用することを原則とし、公共交通機関での移動が難しい場合には、校長の許可を得た上で「適切な運送事業者」を利用することとしています。

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緑ナンバー前提だが法律に抵触しない方法であれば…

「適切な運送事業者」は道路運送法の許可を得た事業者の緑ナンバーバスの利用を前提としていますが、高校がレンタカーとしてバスを借り、運転手の派遣を受けるなど、法律に抵触しない方法であればレンタカーを利用することも認めます。また、移動行程や引率体制も含めて安全管理の徹底をはかるよう求めています。

名古屋市はこれまで部活動の移動についてガイドラインは設けておらず、各学校と都度、確認していましたが、今回の事故を機に文書として共有しました。

高校生1人が死亡したバス事故受け 名古屋市が市立高校と中学校に部活動での生徒移動について安全管理の徹底求める通知
CBC

「白バス行為」の利用がなかったかどうか調査も

また、名古屋市はすべての市立高校14校と、昨年度、全国大会などの交通費で「貸し切りバス」として市の補助金を申請した市立中学校10校に対して、聞き取りをするなどして、「白バス行為」の利用がなかったかどうか調査していて、結果がまとまり次第公表する方針です。

高校生1人が死亡したバス事故受け 名古屋市が市立高校と中学校に部活動での生徒移動について安全管理の徹底求める通知
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