新設・改装の病院への医療機器・設備の一括販売などを手がけるレオクランは、ファスキアホールディングス(名古屋市)を子会社化し、企業規模の拡大とポートフォリオ強化による経営の安定化を狙う。併せて東海地方を中心に、相互の顧客網を活用した販売チャネルの拡大などの相乗効果を見込む。
ファスキアは、売上高6億7800万円、営業利益3億8900万円、純資産29億9000万円(2024年8月期)。
取得予定日は2025年10月1日。取得割合は67.7%以上を予定しており、取得価額は最大で71億4800万円。
ファスキアは傘下のフォーム(名古屋市)、シンコム(同)、中京三洋(同)の3社を通じて、医療機器や補聴器の販売、病院・介護施設を対象とした機器のレンタルなどを手がける。