
ホラー映画『イマジナリー』の本編映像が公開された。
『M3GAN/ミーガン』『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』などで知られる敏腕プロデューサーのジェイソン・ブラム率いるブラムハウス・プロダクションズと、『ソウ』『ハンガー・ゲーム』シリーズなどを手がけるライオンズゲートがタッグを組んだ本作。
このたび公開されたのは、未知なる“空想世界”で対面する恐怖の瞬間を捉えた本編映像。可愛らしいテディベアの“チョンシー”を空想の友だちとして仲良くしていた末っ子のアリス(パイパー・ブラウン)が、あることをきっかけに突如として失踪してしまう。アリスを探す中で、義理母のジェシカ(ディワンダ・ワイズ)と姉のテイラー(テーゲン・バーンズ)は、ジェシカが描いた幼少期の絵を手がかりに、地下室からつながる空想世界「ネバー・エバー」へと足を踏み入れることになる。
今回の映像では、「ネバー・エバー」の中でアリスを探しているテイラーの姿が映し出される。薄暗い部屋に閉じ込められてしまったテイラーは、ドアを開けようと必死にドアノブを回すがびくともしない。恐る恐る後ろを振り返ると、壁には異様に大きなチョンシーの姿が。さらに部屋の中は、子どもの落書きのような絵が壁を埋め尽くすように描かれる。暗い部屋の中で、背を向けるアリスを見つけたテイラーは、「アリス、一緒に帰ろう」と呼びかけるが、振り返ったのはアリスのような姿をした得体の知れない“何か”。彼女は「チョンシーが捕まえにくるよ」とつぶやくのだった……。
チョンシーは言葉巧みにアリスを空想世界「ネバー・エバー」に誘い込むが、そこは夢と悪夢の両方が混在した世界。この異世界に関して、監督のジェフ・ワドロウは「そこには想像力を食い物にする生き物が住み着いている。
さらに本作のプロデューサーであるブラムは、「地下空間は“何か”が潜んでいることを表現する上でホラー映画の定番と言える。薄暗くて窮屈で迷宮のようなデザインが、閉塞感という普遍的な恐怖を増幅させているんだ」と説明し、その壁の内側で繰り広げられる邪悪な出来事との対比が、さらなる不協和音を生み出していることを明かしている。
映画『イマジナリー』本編映像
<作品情報>
映画『イマジナリー』
11月8日(金) 公開
公式サイト:
https://imaginary-movie.jp/
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