【ボートレース下関（ミッドナイト）一般】「楽天銀行賞」が15日に開幕

今年2Vの羽野直也



　下関ボートで本年度最初のミッドナイト開催となる5日間シリーズ「楽天銀行賞」が15日に開幕する。主役候補は佐藤翼と羽野直也だ。


　佐藤は昨年11月の当地SGチャレンジカップで優出に成功（結果は5着）し、自らの手で初となるグランプリ出場権を手にした。今年は1月の大村GⅡモーターボート誕生祭で自身2度目となる特別戦のタイトルを手中に収めた。直前の戸田ゴールデンウイーク節でもオール3連対で優出し準V。今年2度目となる優勝へ、自慢の速攻力を存分に発揮してくれるだろう。

　羽野は昨年、優勝はなく、優出も2回にとどまるなど不振に陥ったが、今年は1月の徳山で8カ月ぶりの優出（6着）を果たすと、2月大村GⅠ九州地区選手権準V、3月GⅠとこなめ周年記念準Vでリズムアップ。続く同月宮島では約1年3カ月ぶりの優勝を果たした。2節前の大村でも優勝しており、本来の力を取り戻しつつある。持ち前のスピードターンで今年3度目の美酒に酔う。

　地元勢では長尾章平に期待したい。来期適用勝率は自己最高となる6.93を叩き出し、3期連続でA1級をキープ。今年も既に4回の優出と好調さをアピール。2019年8月以来となる当地Vへ、気合を入れての参戦となる。


　その他にも豪華メンバーがズラリ。ドリーム戦に選出された西村拓也、山田祐也、前田篤哉も強力。山崎哲司、古澤光紀、北山康介らも争覇圏だ。

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