
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
現在の低出力型エンジンはその名の通り馬力が落ちたことで、機力を構成する要素(エンジン本体、プロペラ、ボート)に占める比率が低下。その代わりに比率が上がったのがボートで、この良しあしは以前と比べられないほどに重要度が増しています。
しかも今節は良機が少ない低調機シリーズとあって、ボートの重要度が上がるのは当然のこと。ボートの良しあしは絶対に押さえておかないといけません。低調機シリーズで良艇を手にしたなら、エンジンが低素性でも意外に軽快な動きをすることが多いからです。数少ない好素性機とのセットなら、大きな威力を発揮するのは言うまでもありません。

この表に名前が挙がるメンバーはもちろん全員に注目ですが、中でも今節で良機良艇の好セットなのは大神康司、加藤翔、宮内直哉、百武翔の4人。良艇効果はシリーズの後半に最大化するので、節間を通して追いかけたい存在です。