
だが新鋭の後藤大輝(24)=福岡・121期・S1=の成長は、大きな救いだ。初日は3着。2日目は9着だったが、先行して小原佑太を出させない気合のレースを展開した。
3日目の5Rは、小岩大介との2車。打鐘前から踏み上げて風を切った。「2日目の9着もあったし、気持ちが入っていた」と後続を離しての〝2人旅〟。最後は並んでゴールラインを通過してワンツーならぬワンワン決着だ。「課題の末脚も少しずつ良くなっている」と手応えを口にした。
たびたび岸和田へ出げいこに行くなど古性優作にアドバイスをもらうことも多いが、「今回もレースごとにいろいろと教えてもらっている。日程次第だが、近いうちにまた岸和田に行ければと思っている」。九州の枠を飛び越え、輪界トップを目指して鍛錬を続ける。
【3日目5R レース結果】
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3日目5Rで1着同着だった後藤大輝(右)と小岩大介