
節一級の舟足でVロードをひた走る山崎郡
尼崎ボートの6日間シリーズは28日、準優勝戦3レースが行われ、予選から節一級の舟足でシリーズをリードする山崎郡が12Rを逃げて完勝。10、11Rもそれぞれ1号艇の板橋侑我、永井源がインから押し切って優出を決めた。
29日の優勝戦は山崎が1号艇を手にし、2月の尼崎以来、通算25回目の優勝を目指す。山崎は強力4号機を相棒に、ここまで9走を6勝オール2連対。いずれの足も上位級に仕上げているばかりか、Sの質も高い。「前付けでの深い位置や3カドも想定しているし、厳しい戦いにはなる」と覚悟するが、進入が乱れても、2024年2月にGⅠ初制覇した得意水面で先マイ一気に勝負を決める。