
【記者コラム・寺田洋司の狙い目】
山戸信二(39)=長崎・112期・B1=が、地元水面でオール3連対と活躍中だ。
手にする34号機には前検から「起こしが重いんですよね…」と不満を口にしており、2日目にまくって快勝した後も「起こしが重いが進んではいるんですよね」。
この手応えでこの好走は一体、どういうことなのか。大村の中継番組で解説をしている元長崎支部のボートレーサー山崎康弘さんに聞いてみたところ、「新燃料のレースを多く見ているが、この燃料は起きてしまえば伸びが良い気がする。起こし時の燃料を薄く、加速時に燃料を濃くする調整が、好結果につながっているようです。燃料が薄くなれば起こしは重くなるので、自然とそのセッティングになっているのでは?」と解説していただいた。
新燃料向きのセッティングを武器に、予選後半も上位着を積み重ねて今年2度目の準優入りを目指す。
▼11R(山戸信二) 大外とコースは遠いが、柳内敬太のスピード戦に乗り、ブイ際を差し込む。145-6-1245。
▼4R(仁科さやか) 地元水面の利を生かして、快Sを放って一気にまくり切る。4-56-全。
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地元の山戸信二が3戦2勝のオール3連対と好走中