【熊本競輪(モーニング)FⅡ】練習パートナーに恵まれた鹿児島の22歳がA2昇班後初白星へ


【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】

 2日目2R、入田龍馬(22)=鹿児島・125期・A2=が、逃げて3着に粘り込んだ。入田はこの7月からA級2班に昇班。
だが前2場所は振るわず、確定板は3着が1度あるだけだった。

 前検日には「逃げたいけど逃げられない。短い距離で行こうとすると、合わされる」と嘆いていた。だがこの日は打鐘から猛然と踏み上げた。「早めに行かないと前に出られないので、距離の長さは考えなかった」。ゴール前で差されて3着だったが、後位の城戸崎隆史の勝利に貢献した。

 鹿児島には同期の寺師幸成と稲留敦貴がいる。練習パートナーでもあるが、現在は2人とも負傷して療養中だ。

 だが「南大隅高の2学年先輩の下山聖斗さんが、練習パートナーになってくれています」。127期の下山は現在あっせんが入っておらず、「いつでもお願いできるので」と好都合のようだ。

 おかげで「元々ダッシュ系ですが、練習して地脚もついてきました」と手応え。練習の成果を最終日も出して、昇班後の初勝利を目指す。


 ▼1R(入田龍馬) 今節の伊藤歩登はやや低調。入田が先手を奪って押し切る。6-357-2357、6-3-4。

 ▼6R(船倉卓郎) 「直前に誘導が入っていて、そこでしっかりバンク練習をしたのが生きている」と状態はいい。7=2-1435、27-1-27。

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【熊本競輪(モーニング)FⅡ】練習パートナーに恵まれた鹿児島の22歳がA2昇班後初白星へ

2日目2Rで先行して3着の入田龍馬
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