【小倉競輪・GⅢ吉岡稔真カップ】悩んで自力選択の谷口遼平に同期連係のサプライズが舞い込む


【記者コラム・造田大の大勝負】

 谷口遼平(31)=三重・103期・S1=が自力屋の底力を発揮する。初日の12R特選は福井の岸田剛との中近2車の番組。
「自力でずっとやろうとは思っていないし、自力のプライドとかもそこまでないので…」と岸田をマークしたかったようだが、「近畿に付いたことがない。中部以外にいつ付いていいのかな…。タイミングが分からない(笑)」。熟考の末、「いろんなしがらみがありますからね」と自分でやることを選んだ。

 迷いに迷っての自力勝負となるが、頼もしい援軍が味方する。目標不在だった嶋津拓弥が同期のよしみで谷口をマークすることになった。「自分は開催中はしゃべることが少ないけど、嶋津さんとはよく話しますよ。103期は35人と選手が少ない期で、その分仲もいい。こういう時しか連係できないし、うれしいですね」とサプライズ連係にニッコリ。これならば自力を選択して、結果的に良かったと言える。同期のサポートも受けて、果敢に仕掛けていきそうだ。

 ▼12R(谷口遼平) 「昨年末の鎖骨骨折から、今は徐々に良くなっている」と復調中。
地力はあるだけに、嶋津との103期ワンツーは十分ある。4=9-1357。

 ▼3R(松村友和) 近況はバック本数が多く、着順もいい上杉嘉槻をマーク。車番も悪くなくて、上杉が先行態勢に持ち込めそう。松村が好リードしてタテに踏む。2-7=1459。

■小倉競輪 開催一覧(出走表・予想)

■小倉競輪 ニュース一覧




【小倉競輪・GⅢ吉岡稔真カップ】悩んで自力選択の谷口遼平に同期連係のサプライズが舞い込む

同期・嶋津拓弥の前で自力勝負の谷口遼平
編集部おすすめ