【ボート王国九州・山口!】
夢の〝トリプル水神祭〟の可能性は続行だ。GⅠでの1着経験がゼロの山口真喜子(28)=長崎・126期・A2=が、予選未勝利で準優に駒を進めた。
GⅠ初出場だった2月の浜名湖スピードクイーンメモリアルでも、全く同じように未勝利で準優入り。準優を2着で突破して最後にVなら、「GⅠ初1着」&「デビュー初V」&「GⅠ初V」の〝トリプル水神祭〟のミラクルが待っていたが準優で敗退。その夢はついえたのだが、今回、同じ夢を追うことになった。
4日目は3Rで出番を終えてその時点で17位。間もなく18位へと落ち、「(予選突破は)駄目でしょうね」と期待感ゼロで待機していたが、終盤を迎えても18位のまま。
「ここまで来たら準優に乗りたい!」とだんだん意欲が膨らみ、11Rの結果により18位以内が確定すると「やった!」。満面の笑みで大いに喜んだ。
結果を待つ間も整備と試運転を繰り返して、5日目への備えは万全。「直線が気になるのでピストンを換えて試運転してみたけど、これはやっぱり元に戻す。回り足はいいので、コースは遠いけど頑張ります」
持ち前の旋回力で2着まで届かせて、優勝戦で水神祭にチャレンジだ。
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未勝利で準優入りにこぎ着けた山口真喜子