
【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
大切な家族へ最高のプレゼントを届けた。初日は4Rの1走だった牧山敦也(29)=佐賀・120期・B1=が、インから逃げて快勝。
今節の相棒は19号機。「不安なままレースに行ったけど、回った後は意外と押していました」。物足りなさを嘆いていた出足を改善。「前検を考えたら良くなっていると思います」と軌道修正に成功した。
それでも「優勝を目指すなら上積みが必要。そこを目指さないと」。レース後は休む間もなくもうひと仕事。「今は(ピストン)リングの勉強中です。失敗してもいいからまずはやってみる。それが良い方向に行くことが多いんですよ」と整備室でみっちりエンジンと向き合った。
「強い先輩、後輩が多いので、必死に食らいついていきます」。チャレンジ精神旺盛な若き精鋭が、粒ぞろいの地元戦で光り輝く。
▼2R 牧山は2コース1着率が17%とまずまず。鋭く差してインに構える師匠、山田康二とのマッチレースに持ち込む。2-1-34。
▼7R 「伸びがいいし乗りやすいです」。足色がいい136期の新人、久保田凪紗が好配当をもたらす。13-6=135
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誕生日の父に最高のプレゼントを届けた牧山敦也