
【記者コラム・小野亮太郎の恐れオノのく高配当】
「賞金は上げたいけど、調子は上向いてはいない」。現在の調子をそう語った茅原悠紀(38)=岡山・99期・A1=が停滞ムードからの脱却を図る。
今年はとこなめのBBCトーナメントのVを皮切りに、若松クラシックでは準優3着、まるがめオールスターでは優出3着と猛烈なペースで、25日現在の賞金ランクは堂々の3位。ただ、グラチャンとオーシャンはともに予選落ちと、稼ぎまくった前半戦に比べるとブレーキがかかっている。
そんな中で迎えた今節は前検にしてかなりの好感触をつかんだ。「伸びは瓜生選手と足合わせして雰囲気は行かれていた。ただ、出足の体感はここ最近になく良かった。Sも問題なく勘通り」
「ここに向けて準備をしてきたものがあったけど、体感がいいのを崩してまでやるのはどうか。1回これでレースをしてみたい。12Rを走って駄目ならペラを叩く」。調整の策は用意してきたが、強引にやり通すことはない柔軟な姿勢も強さの要因。賞金レースの最前線に上り詰めるべく、ドリームは最善の選択で白星をつかむ。
▼12R 茅原が持ち味の全速旋回で馬場貴也を捉える。3-1456-全。
■ボートレース若松 開催一覧(出走表・予想)
■ボートレース若松 ニュース一覧

出足に好感触を抱いた茅原悠紀