【ボートレース福岡(サマータイム)男女ダブル優勝戦】男子は石川真二、女子は岩崎芳美が波乱の使者


【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】

 今回の優勝戦もデータの面から探っていきましょう。ファイナルに進出した男女12人の通算V率を表にしました。
これは優勝戦における勝負強さを数値化したものです。

【ボートレース福岡(サマータイム)男女ダブル優勝戦】男子は石川真二、女子は岩崎芳美が波乱の使者


 この通算V率に関しては男子と女子では人気を集める1号艇の毛色が全く違います。男子は1号艇の深川真二が通算116Vで通算V率は33.0%とボート界トップクラスの強烈な勝負強さ。対照的に女子は1号艇の中川りなが9.1%と勝負弱く不安の残る数字です。ただ男子には26.2%の石川真二と22.6%の常住蓮と勝負強い選手がいるので、男女ともに波乱の要素はあると言えるでしょう。

 そこで今度はイン以外での優勝の割合を示したイン以外のV率を見てみましょう。これは波乱を起こして優勝した確率とも言い換えられます。





【ボートレース福岡(サマータイム)男女ダブル優勝戦】男子は石川真二、女子は岩崎芳美が波乱の使者


 今回は男女ともにデビュー初Vを狙う選手を除けば、波乱を起こして優勝した確率が高い選手がそろっているので、何やら波乱含みです。男子は石川が44.6%と高く、女子は池田紫乃が66.7%、岩崎芳美が44.0%と高め。通算V率と合わせて考えれば、男子は石川、女子は岩崎が好配の使者なのは言うまでもないでしょう。

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