Sが進化して成績も上昇中の竹尾竜星
【記者コラム・三島隆助の思想タイム3.40】
飯塚の新人、竹尾竜星(26)=38期・B級=は、前節の当地開催で一般戦回りとなった2日目以降、ピン、ピン、ピン。連勝も初だったが、なんと3連勝と星を伸ばして前節を締めた。
「タイヤも車の動きも良かった」ことも勝因の一つだが、それよりも「スタートが食われにくくなったことが一番大きい」。クラッチのセッティングを変えたほか、スタート時に回転が落ちないよう意識して切っていることもスタートが進化した大きな理由だ。
今節の目標は「初日で漏れない(予選落ちしない)こと」。前節初日は2番手を走っていたものの、「(後ろに)きているのが分かったから頑張って突っ込んだら、張って(コースが膨れて)抜かれた」。それで番手を落として3着に終わり、準々決のメンバーから漏れた。悔しい敗戦だったが、「勉強にはなった」と前を向く。
今節初日は▼6Rが出番。走路温度はかなり高い時間帯で逃げるには絶好。すぐ後ろの10線の西久保英幸もスタートは速いが、何とか残してそのまま逃げ切って、前節にできなかった準々決勝戦進出を決める。1-6=872。