
【ボート王国九州・山口!】
どうにか望みをつないだ。西山貴浩(38)=福岡・97期・A1=が3日目9R、絶好枠を味方に待望の白星をゲット。
2日目まで6、3、4着。実質的な生き残りを懸けた一戦を純地元のインで迎えたプレッシャーは相当なものだったはず。レース直後の公開勝利者インタビューでは「疲れた…」とこぼし、いつもの軽妙なトークも少し控えめ。それほどの消耗戦だった。
タッグを組む7号機の前操者は仲谷颯仁。大きなアドバンテージがあるかと思われたが、調整は難航した。「出足がない」と生命線の部分が心もとない状態で、本体整備にも着手しながら連日エンジンと格闘。何とか一定のレベルには機力を届かせ、「電気だけ換えて整備は落ち着かせる」と一つの区切りを付けた。
4日目は不利枠を含む2走で15点条件の勝負駆け。ギリギリの戦いが続くが、まだまだ手を尽くして地元SGの準優に滑り込んでみせる。
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3日目9Rのイン戦を制して引き揚げてきた西山貴浩