
3月の若松クラシック準優の借りを返した新田雄史
苦い思い出を振り払った。準優11Rに2号艇で登場した新田雄史(40)=三重・96期・A1=が枠番と同じ2着で最後の優出切符を獲得。
前回戦の雪辱を果たして「優出できてホッとしている」と少し和らいだ表情。素性A+評価の6号機も大いに頼もしく、「調整は失敗していたけど、最後はエンジン任せだった」と力強い動きで一発勝負の準優を駆け抜けた。
メモリアルという大会自体にも苦い経験がある。それは2022年の浜名湖大会での優勝戦のこと。3号艇・新田と4号艇・白井英治が痛恨の勇み足。SG優勝戦のFに対する罰則強化により、無理なスリット勝負は絶対に禁物となった。新田は10月に地元・津でダービーが控えている事情もあり「コンマゼロ台は厳しい。S勘だけでいえば05くらいは行けると思うし、99%は入るはず。だけど残りの1%を引くと3年前のようなことになる」。二度と迷惑をかけまいという意志は強い。
それでも勝負を降りることは決してなく、「強気の調整で直線を求めてみる。もう少しは伸びると思う」と4枠から見せ場を演出する心づもり。さまざまなプレッシャーを克服して、自身4度目のSG制覇を狙う。