
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
当欄でおなじみ優出メンバーの通算V率を見てみましょう。これは優勝戦における勝負強さを数値化したものです。

V率でトップは21.9%の金田諭。この中で唯一勝負強い部類に入る20%オーバーで、今節で同レベルの勝負強さを誇っていた森永淳や、サンプル数が少ないながらも40%を超えていた青木蓮が準優で敗退。勝負強さに関しては断トツの存在と言えるでしょう。

そこで、今度はイン以外のVの割合を示したイン以外のV率を見てみましょう。高ければ高いほど波乱を起こして優勝した確率が高いということですが、トップは100%の岡村将也。サンプル数が2回で少ないとはいえ、5コースでのV歴もあり見逃せません。
ただ、サンプル数の多い数字の信頼度で言えば、末永祐輝の87.5%がキラリと光ります。しかも、3コースは各コース別で最多の3回もV歴があるのも魅力。通算V率も金田以外では最も高い16.3%と考えれば、波乱の使者として白羽の矢を立てるには最適の人材でしょう。