【ボートレースからつ(モーニング)ルーキーS】水谷理人は優出一番乗りも慢心なし「優勝したら喜びます」


【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】

 準優10Rでインから勝利した水谷理人(23)=香川・132期・B1=が、6月の住之江以来、今年2回目のファイナル入りを決めた。

 「やばいなと思いました」。
1周1Mは倉富大誠の豪快なまくりに遭うも、「めちゃくちゃ追い付いていましたね」。内からグイグイ伸ばして艇を並べると、2Mの力強いターンで一気に突き放してみせた。

 劣勢挽回をアシストした相棒が何よりも心強い。「全体的にいい感じです。バランスが取れていて、上位級です」と仕上がりには胸を張った。

 「優勝したら喜びます」。優出は通過点に過ぎない。「足的に優勝のチャンスはあると思います。質のいいSを行きたいです」。優勝戦は2号艇に座る。インに構える難攻不落の常住蓮の牙城を崩して、今年初Vの美酒に酔いしれる。

 ▼12R カド受けの前原大道の機力がここでは見劣る。
藤田俊祐が4カドから仕掛ける展開なら、常住のターンが膨れそうなので、水谷の差し抜けも十分。2-145-145。

 ▼5R 水神祭を目指す上岡巧汰の伸びがいい。「もう少し伸びが欲しいので、チルトを0・5か1にして、伸びがどれだけくるか見たい」と意欲的にパワーアップをもくろむ。ド派手なデビュー初勝利が見られるかも。5-12-1234。

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【ボートレースからつ(モーニング)ルーキーS】水谷理人は優出一番乗りも慢心なし「優勝したら喜びます」

2024年5月のまるがめ以来のVを目指す水谷理人


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