
【記者コラム・河野強の「強行採穴」】
昨年11月にデビューした木山大聖(きやま・たいせい、22歳)=岡山・135期・B2=が、初参戦の芦屋で2走3、4着。「乗りやすさがあって、全体的にバランスが取れている」と機力の後押しもあり、初戦から健闘の走りを見せている。
大聖の父は木山誠一(50)=岡山・79期・B1。「父の影響を受けて、ボートレーサーを目指しました」と父の背中を追ってこの世界に飛び込んだ2世レーサーだ。
デビューから舟券に絡めず苦戦続きの日々だったが、今年6月の尼崎で「岡山支部が清水(敦揮)さんと2人だけだったこともあって、ペラ調整やレースについていろいろ教えてもらいました」。そのおかげもあってか、デビュー8カ月目にして待望の3着入着を果たした。
「その節がきっかけでいいレースができるようになりました」。初入着以降の正規あっせん3節は、全て舟券に貢献するなど好レースを披露し続けている。
その清水と今節も同時あっせん。再び的確なアドバイスを受けて、初参戦の芦屋で悲願のデビュー初勝利を飾ってもらいたい。
▼2R 4コースの藤原啓史朗が仕掛けてできた展開を木山が見逃さず、外から一気に突き抜ける。6=14-全。
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2世レーサーの木山大聖