【ボートレース福岡（サマータイム）一般】坪口竜也「ここで貯金を作りたい」A1復帰へ得意水面からロングスパート

前検一番時計を叩き出した坪口竜也


　期待が高まる開幕前夜となった。坪口竜也（36）＝長崎・104期・A2＝は前検で6秒76というぶっちぎりの前検一番時計をマーク。
当地で6秒70台の展示タイムは〝出ている〟証しであり、準Vに終わった3月の一般戦からの連続優出へ視界は良好だ。

　実際に手応えも十分。「感触はいいですね。まだ伸びる感じはないけど、乗りやすくて行き足も悪くない」。今節は低調機シリーズだが、2連対率42％を誇る相棒60号機ならアドバンテージは十分。元々、伸び型の調整を得意とするだけに、さらなるパワーアップも十分に見込める。

　今期（5～10月）は現在勝率が6.27で、残りあと1カ月半となった期末へ向けA1勝負駆けの真っただ中。前期（昨年11月～今年4月）は勝率6.16で、ボーダーにあと一歩届かずA1から陥落したとあって、同じ轍（てつ）を踏む訳にはいかない。

　「福岡はインが弱いし、早いSを踏み込んでまくる自分のスタイルに合うから成績がいいんだと思う。大村とかはまくりに行っても1Mが遠いし（笑）。ここでA1への貯金を作りたい」

　来月末を余裕で過ごすためにも、A1復帰へ得意の福岡からロングスパートに出る。

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