【福井競輪・GⅡ共同通信社杯】脇本雄太は地元でのバンクレコードにも「特に興味はないです」
 最終12Rには衝撃が待っていた。地元のスーパースター脇本雄太が8番手捲り。
10秒5でバンクレコードを更新した。これまでは、2020年11月19日に山口拳矢が出した10秒6だった。

 太田海也の逃げを捲って追ったが、終2角で先捲りの根田空史が後退してきた。「根田君とかぶってしまった。内を行けるかなとも思ったが、力で迂回(うかい)した」とイエローラインを大きく越えて外をぶん回した。

 マーク南修二をやや離しながらも、近畿ワンツー。スタンドからの応援を受けて「プレッシャーはあるが、力になる声援だった」。だがレコードについては「特に興味はないです」とそれ以上は語らなかった。

 持病のヘルニアの治療に専念して今大会を迎えたが、「体の調子は相変わらず」。それでも地元で走る12年ぶりのビッグレース。残り2日、気力を振り絞る。

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二次予選Aの12Rをバンクレコードで圧勝した脇本雄太


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