
2度の大けがを乗り越えて復調ムードの山室展弘
通算116Vを誇る山室展弘(64)=岡山・51期・B2=が、右ひ骨骨幹部骨折の重傷を負った昨年12月以来、当地に帰ってきた。
その大けがから約2カ月ぶりの復帰戦だった2月のびわこでも、レース中の事故で負傷。
まな弟子にもかっこいい姿を見せる。「この前は江戸川だったな」。弟子である諏訪玲奈(22)=岡山・135期・B2=の動向はもちろんチェック。「話すと長くなるんだけどね。(諏訪の)親御さんと知り合いだったのがきっかけだよ。(諏訪から)『お願いします』って言われたから見ることになったんだ」と門戸を叩いた諏訪を快く受け入れたそう。「俺はいじめてもいいけど、(諏訪のことは)かわいがってよ(笑)」とその口ぶりは、親心に満ちあふれていた。
初日は5Rに6号艇で登場する。「試運転はしていない」と機力診断はお預けだったが、十八番である果敢なコース取りから、順調な滑り出しに期待したい。