【ボートレースからつ(モーニング)一般】不死鳥の如く蘇った山室展弘が再起の道を歩む 「かわいがってよ」まな弟子の存在にも発奮

2度の大けがを乗り越えて復調ムードの山室展弘



 通算116Vを誇る山室展弘(64)=岡山・51期・B2=が、右ひ骨骨幹部骨折の重傷を負った昨年12月以来、当地に帰ってきた。

 その大けがから約2カ月ぶりの復帰戦だった2月のびわこでも、レース中の事故で負傷。
腰椎骨折で再びの療養を余儀なくされた。2度の大けがを乗り越えて5月の三国で復帰。復帰4節目だった7月の徳山で優出(4着)を果たし復調をアピール。「まだ(優出は)1回しかしていないからね。ケガ明けだからなかなか難しいんだよ」と到底満足していないとはいえ、難局を突破して一線に戻ってこられたのはSGウイナーの底力があってこそ。

 まな弟子にもかっこいい姿を見せる。「この前は江戸川だったな」。弟子である諏訪玲奈(22)=岡山・135期・B2=の動向はもちろんチェック。「話すと長くなるんだけどね。(諏訪の)親御さんと知り合いだったのがきっかけだよ。(諏訪から)『お願いします』って言われたから見ることになったんだ」と門戸を叩いた諏訪を快く受け入れたそう。「俺はいじめてもいいけど、(諏訪のことは)かわいがってよ(笑)」とその口ぶりは、親心に満ちあふれていた。


 初日は5Rに6号艇で登場する。「試運転はしていない」と機力診断はお預けだったが、十八番である果敢なコース取りから、順調な滑り出しに期待したい。

■ボートレースからつ 開催一覧(出走表・予想)

■ボートレースからつ ニュース一覧

編集部おすすめ