
【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
相棒はまっさらな下ろしたて。田川大貴(27)=長崎・119期・A2=が、「回転の上がりが遅いのと、ターン回りが気になりました」と新エンジンに思案顔だ。
「伸び切るまでが遅い。ターンも(水面に)へばりついている感じだった」。S特訓後は細部にわたってウイークポイントを洗い出した。それでも、「伸び切った後は余裕がありそうだった」と光明があったことも確か。「まずはターンがしっくりくるように、ペラをしっかり調整します」と態勢を整えて初戦に備える構えだ。
近況は流れがいい。8月の大村で、およそ1年半ぶりの優出(4着)を果たすと、続く福岡でもベスト6に名を連ねた。それだけに、「今節も頑張ります」と意欲的だ。
初日は7R2枠、11R5枠の2走。出番までに機力を改善して、スタートダッシュを決める。
▼11R 田川の5コース1着率が21%と狙える数字。まくり差し一閃(いっせん)で突き抜ける。
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8月は2節連続優出を果たすなどリズムがいい田川大貴