
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】

今節のここまで決まった逃げの本数は15本で、抜きを含めたインの1着数は16回。節間のイン1着率は44.4%。
以前は〝低調機シリーズ=イン受難〟の方程式が成り立っていましたが、現行の低出力型エンジンになってからは〝良機シリーズ=イン受難〟の傾向。なぜ〝良機シリーズ=イン受難〟かと言えば、現在の低出力型エンジンでは良機シリーズに出てくるようなパワーのあるエンジンでないとまくれないから。しかし、今節は低調機シリーズながらAランクが4基も出ている上に、中間整備で化けたBランクのエンジンも多数あることから、低調機シリーズといえども良機シリーズ並にパワーの差が出ているからです。

そこで、4日目番組の1号艇選手のイン実績表を見てみましょう。当地におけるインの信頼度の目安は、イン1着率70%以上&エンジン素性Bランク以上ですが、この両条件を満たすのは一人もいません。これなら3日目までの傾向が続く公算大で、予選は最後までイン受難の傾向になる可能性が高そうです。