【佐賀競馬・第36回九州ジュニアチャンピオン】サキドリトッケン直線でねじ伏せる
 佐賀競馬の第36回九州ジュニアチャンピオン(1400m)は15日、佐賀デビューの2歳馬12頭が出走して争われ、単勝1番人気で吉原寛人騎乗のサキドリトッケン(牝2、真島元徳厩舎)が直線の追い比べを制して重賞初勝利を飾った。2着には半馬身差でトリトンテソーロ、3着はさらに3馬身差でモーモーゴールドが入った。
重馬場での勝ち時計は1分30秒4。



 サキドリトッケンが前哨戦の雪辱を果たした。その前走特別は発馬直後に前がふさがり、最後方からの位置取りを余儀なくされたが、鋭い末脚で2着に迫った。今回は前半、中団付近をキープ。向正面からトリトンテソーロとほぼ同時に動き出し、直線では一騎打ち状態に。



 「内からすくわれてドキっとしたが、上手に最後まで走りきってくれた」と吉原。ゴール前まで競り合ったが、外からねじ伏せた。「現時点で完成されていて、とても乗りやすく、いい競馬ができた。一つひとつタイトルを取ってほしい」と吉原は今後の活躍にも期待していた。

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佐賀同期の中で重賞一番乗りのサキドリトッケン

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