
【記者コラム・寺田洋司の狙い目】
「新品リングを2本入れたら全体的に底上げできました」。砂長知輝(すななが・ともき、25歳)=埼玉・125期・A1=が、整備で正解を出した。
前検タイムは6.86で、6.84の山崎裕司、チルト3度で6.85の向井田直弥に次いでの3位だったが、「まだ誰も本体を割っていないようなので、整備をしてみます」と、もうワンランク上のパワーアップを目指した。結果、伸び寄りで乗り心地がいい自分好みの足に仕上がった。
「常住蓮君と足合わせをしましたが、こちらの方が分が良かった。もう微調整だけで十分です」
準優は足合わせをしたその常住と同じレースになった。いいイメージで臨み、今年6度目、大村では初の優出を目指す。
▼11R(砂長知輝)5コースから快Sを決めて鋭くまくり差す。5-126-1236。
▼6R(井上未都)「足は全体的にいい」。得点率19位で準優入りを逃した悔しさを、差し切り勝ちで拭い去る。2-146-146。
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整備で上積みに成功し、大村初優出を狙う砂長知輝