
【記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々】
割とオーソドックスな水神祭が続いていたが、4日目になって〝仕込みあり〟の水神祭が出現した。
10Rで中野希一(26)=埼玉・126期・A1=が、3コースからGⅠ初1着をマーク。

GⅠ初1着の水神祭で水面に投げ込まれる中野希一
それから間もなくして、各選手とも桟橋に戻ったのだが、そのうち3人は上半身裸。よく見れば3人の背中には「水」「神」「祭」の大きな文字。一風変わった趣向でお祝いした。
このうち「神」の文字を背負った中亮太(28)=福岡・122期・A2=は元来がエンタメ気質なのだが、今節はオープニングセレモニーでも生真面目モード。今節はエンタメ封印かと思ったら、ここで出してきたか。
中野は勝ったが予選敗退。普通ならちょっと盛り上げにくいところに、いいトピックを放り込む演出はさすがだった。
▼7R 山下大輝も水神祭を挙げようと躍起。3-124-124。
▼10R ドリーム組が3人も集結の激戦区。ドリームは2着と、末永和也(4着)、中村日向(6着)より好成績だった井上忠政が意地の一撃。
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中野希一(左下)の水神祭を盛り上げた「水・神・祭トリオ」(左から前原大道、中亮太、末永和也)