【ボートレースからつ(モーニング)GⅢ企業杯】SGの舞台を経験した入海馨「新たなスタートだと思えたし、ここからが勝負」

3日目連勝を飾り笑顔の入海馨



 3日目は1、4枠の2走だった入海馨(29)=岡山・116期・A1=が、逃げとまくりで連勝ゴール。3日目を終えて得点率は2位。
V候補の一角が準優好枠取りへ視界良好だ。

 「上位のエンジンだと思う」と機力も不安なし。3日目こそ、「伸びは落ちた」と調整面でてこずったが、「舟の返りやグリップ感がだいぶ良くなった。出足は一番良かったです」と機力の柔軟性をつかんだ様子。「伸びをいい状態に戻してバランスを取りたい。明日(予選最終日)、明後日(準優勝戦日)までには間に合わせたい」と道筋を立てた。

 「デビューから10年が終わって、11年目。新たなスタートだなって思えたし、ここからが勝負だと思います」。今年は3月の若松クラシックでSGデビュー。7月の徳山オーシャンカップでは初1着の水神祭も挙げた。「(SGの)空気感を知れたし、水神祭もできた。いろんなものが見えてきました」とさらなる飛躍へのきっかけを得ることができた。


 前走地の鳴門周年でも準Vの活躍。岡山の次世代エースの存在感は増すばかりだ。「一般戦で結果を残しても、これでいいのかなって見えないものを追いかけている感じなんです。でも、大きい舞台を経験して、『あっ、これでいいんだ』って自信になりました」

 1日時点で賞金ランキングは70位。「今年はそこにも行きたい」とグランプリシリーズ戦(賞金上位60位までに出場権)への出場も狙える位置につけている。「来年の(SGの)権利も取りたいので、年末まで頑張りたい」。今節も最終日までトップスピードで駆け抜ける。

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