セレブ画家の妻が激白「絵を描いたのは私!」。60年代全米を揺るがした、アート界のスキャンダルをテーマにした問題作【ビッグ・アイズ】
セレブ画家の妻が激白「絵を描いたのは私!」。60年代全米を揺るがした、アート界のスキャンダルをテーマにした問題作【ビッグ・アイズ】

イラストレーターのともゑさんが、心に響いた映画をイラスト絵日記にするシリーズ。第18回は、奇才ティム・バートン監督作で、実在の女性画家が主人公。

絵描きの心の琴線に触れた…?

まだまだ女性の人生は不自由な時代に…

描けるのは娘の絵だけ

いつの世にもいる搾取者

創作は魂の作業

『ビッグ・アイズ』(2014) Big Eyes 上映時間:1時間46分 アメリカ

監督:ティム・バートン
出演:エイミー・アダムズ、クリトフ・ヴァルツ、ダニー・ヒューストン、テレンス・スタンプ 他

©Capital Pictures/amanaimages

1950年代のアメリカ。大きな目をした子どもたちの絵<ビッグ・アイズ>が大人気を博し、作者のウォルター(クリストフ・ヴァルツ)は富と名声を手にする。しかし、実は本当に絵を描いているのは内気な妻マーガレット(エイミー・アダムズ)だった。嘘で塗り固めた10年が過ぎ、真実を告白しようとするマーガレットだが…。アート界の実話をティム・バートン監督が映画化。人に理解されがたい才能を描かせたらピカイチなバートンならではの、繊細な演出が魅力。

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