星野源が『伊丹十三賞』を受賞!『逃げ恥』だけじゃない多才すぎる素顔とは

星野源が『伊丹十三賞』を受賞!『逃げ恥』だけじゃない多才すぎる素顔とは

星野源が28日、様々な分野で活躍し、貢献した人に贈られる『伊丹十三賞』に選ばれた。昨年『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で大ブレイクした星野だが、一体なぜここまで星野源フィーバーが巻き起こっているのだろうか。人気の秘密を探ってみた。

星野源が『伊丹十三賞』受賞 『逃げ恥』に続きブームが止まらない!

昨年『逃げるは恥だが役に立つ』で注目を集め、歌手に俳優に文筆家と大ブレイク中である星野源が、『伊丹十三賞』の第9回受賞者に選ばれた。
『伊丹十三賞』は、様々な分野で活躍した故・伊丹十三さんを顕彰して創設され、あらゆる文化活動に興味を持ちつづけ、新しい才能にも敏感であった伊丹十三が、「これはネ、たいしたもんだと唸りましたね」と呟きながら膝を叩いたであろう人と作品に贈られる。
過去にはタモリや、リリーフランキーが受賞したことでも知られている。
主催するITM伊丹記念財団が28日発表し、贈呈式は4月17日に東京都内であるという。



賞を受賞した星野は、「人生を丸ごと認めていただいたように嬉しい」とコメントを残している。
受賞のお知らせを聞き、本当に驚いています。自分にとって伊丹さんの存在は、遥か遠くに見える灯台のようでした。しかし、その灯りへはどうやっても辿り着けないようにできていて、その活動の姿勢や後ろ姿から、暗に「君は君の場所を作れ」と言われてるようにいつも感じていました。そしていま、こうして伊丹十三賞をいただけたことは、身に余る光栄であり、人生を丸ごと認めていただいたように嬉しいです。これからも手探りで活動を続けたいと思います。本当に、有難うございます。
星野源が伊丹十三賞を受賞「人生を丸ごと認めていただいたように嬉しい」-音楽ナタリー

『夜は短し歩けよ乙女』に全国ツアー 「いのちの車窓から」はファン必見!

『逃げ恥』に引き続き大ブレイク中の星野は数々の仕事が決まっており、メディアでも多く取り上げられている。

4月7日に公開される映画『夜は短し歩けよ乙女』では、星野は主人公・先輩の声を務める。
なんと湯浅監督から直筆の手紙で「星野さんに“先輩”をやっていただいたら必ず面白くなると思います」とオファーを受けたというから驚きである。

また、俳優としては今夏にWOWOWプライムで放送される『連続ドラマWプラージュ』の主演が決まっており、軽い気持ちから覚醒剤に手を出して逮捕され会社をクビになった32歳の男性・吉村貴生を演じる。
『逃げ恥』とは打って変わった役に、星野は「自分が演じる登場人物史上、最もだらしなくてダメな人だと思います(笑)」とコメントをしている。

歌手としての活動は、5月21日(日) マリンメッセ福岡を皮切りに、初の全国アリーナツアー「星野源 LIVE TOUR 2017『Continues』」が行われる。



また文筆家としても、星野が雑誌「ダ・ヴィンチ」で2014年12月号よりスタートし、自筆連載となっているエッセイ「いのちの車窓から」が3月30日(木)に発売されることが決定しており、幅広い活動を行っている。
「いのちの車窓から」では、『逃げ恥』の撮影現場秘話や、念願だった紅白出場、大ヒット曲「SUN」、「恋」ができるまで、またこっそり別人としてツイッターをやっていたエピソードや、集団ではいつも一人でいた自分が、「自分が人見知りである」と自ら言うことをやめたきっかけなど、星野の考え方や魅力が存分に詰まった一冊となっている。

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星野源を創った“原点”とは くも膜下出血になった過去も

俳優だけでなく、歌手、文筆家として大人気な星野だが、“原点”はどのようなものなのか。

星野はもともと、両親がジャズバーを経営していたり、家にジャズのレコードが山ほどあったりと、常に音楽が流れている生活を送ってきた。
2000年には高校時代の同級生を誘い、インストゥルメンタルバンド「SAKEROCK」を結成。星野はギターとマリンバを担当した。

また、高校時代に観た松尾スズキ主宰の劇団「大人計画」の舞台をきっかけに、「役者になりたい」という思いのもと様々な劇団のオーディションを受け、その都度芝居に出ていたという。
その後、23歳の時に直談判で「大人計画事務所」に所属。舞台「ニンゲン御破産」を中心に役者として芸能活動をスタートさせた。

「その時、勇気を振り絞って『入れてください』とダメもとでお願いしたんです。ずっと憧れていたので。そうしたら『いいよ』と。そんなに簡単でいいの?と思ったのですが、直談判して所属できたのは僕だけだそうです」
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2010年には、星野が尊敬してやまない細野晴臣の薦めもあり、デイジーワールドから1stアルバム『ばかのうた』を発売してソロデビューを果たした。(星野と細野は、『地平線の相談』という対談集を出すほど関わりが深いことでも知られている。)


しかし、2012年に星野はくも膜下出血と診断され、体調を崩したため活動を休止。
2013年には復帰を果たすが、万全な状態でないことから、再び活動を休止した。

その後2014年2月には、「星野 源 ワンマンライブ "STRANGER IN BUDOKAN"」を行い、無事復帰を果たした。


そして2015年以降、歌手活動のマネジメントを大手芸能事務所・アミューズへ移籍。
「恋」はもちろんのこと、「夢の外へ」や「SUN」などのヒット曲を数多く手掛け、シンガーソングライターとして大活躍中である。


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魅力は何といっても「多才さ」か 努力家な一面も

星野の魅力は何といっても、お芝居に歌に文筆に喋りに…となんでもできる「多才さ」があげられるだろう。





そんな星野だが、中学時代から音楽や執筆などの活動に取り組んできた努力家でもある。
当時のことを「何もないからこそ、できるようになりたかった。その頃は誰に見せるわけでもなく、小説や曲を書いたり、楽器の練習をしたりしていました」と語っている。
2009年に刊行された星野のエッセイ集『そして生活は続く』(文藝春秋刊)では、「一生懸命生きなきゃ毎日はおもしろくならない」と綴っており、自身がおもしろいものを見出し、続けていく信念が星野の「多才さ」を生み出しているのだろう。

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素顔は下ネタ好き男子! 「エロにも全力」なとこが魅力か

「逃げ恥」では草食男子“平匡(ひらまさ)さん”を演じた星野源。小動物を思わせる、さっぱりとカワイイ外見が役柄にもピッタリであった。
しかし、実際の星野はかなりの下ネタ好き。ラジオ「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)は下ネタのオンパレードのため、長年のファンの間では周知の事実である。
2月20日の放送では、ゲストのバカリズムと1時間AVについて白熱したトークを繰り広げた。



2014年に発売したエッセイ「蘇える変態」(マガジンハウス)では、"エロ妄想"で乗り越えようとした闘病生活についても語られており、翌年にはタモリが会長を務める日本変態協会へ入会したことを明かしている。

また、過去には星野のかつての公式宣伝キャラ「ばかくん」がTwitterで際どい下ネタを投稿したことも。
星野人気が高まったことも関連してか、2011年の「せっくすなう。」のツイートは大きな話題となり、星野が公式Twitterで謝罪、「ばかくん」関連ツイートを削除する事態に至った。


根強いファンからは困惑と悲しみが広がっているようだ。



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実は“肉食”な星野の『恋』とは ガッキーとの結婚を期待する声も

星野は過去にも度々恋愛の噂があり、「モテ男」であるようだ。

2009年には、aikoと新婚夫婦のようにレジ袋を下げて一緒にマンションに帰宅する様子を週刊誌に報じられた。
さらに11年4月には、当時30歳の星野がaikoのマンションに入り浸っていることを報じ「4年愛」と報じられたが、2012年には破局したといわれている。

また、2015年には二階堂ふみと映画『地獄でなぜ悪い』や、『資生堂マキアージュ Snow Beauty』での共演をきっかけに交際に発展。
二階堂が星野のことを「源さま」と呼び、星野のライブへプライベートで行くなど、兄妹のような仲の良さを伺わせていた。
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その後は浮いた噂はない星野だが、ファンの間では『逃げ恥』で共演した新垣結衣との結婚を求める声も。
実際に「星野源のオールナイトニッポン」内で、ゲストの藤井隆に「どうなんですか?現場であれだけご一緒してて、しかも役柄としてはご夫婦なわけですから、好きになったりとかしないんですか?」と質問されると、星野は「いやもう、好きですよ、すでに」と回答。リップサービスとはいえ、満更でもないかもしれない。
また、NEWSポストセブンによると、星野は新垣に対し「なんでそんなにかわいいの?」などと臆面もなく言うのだとか。





そんな星野の実際の「恋」について「オールナイトニッポン」にて、「(告白は)自分からしたことしかないんですよ」「かっこ悪いんですけど、してくれないから、(自分から)行くしかない」と肉食な一面を明らかにしている。
また、好きな女性のタイプとして、「普通の感覚を持った人。自分をすごく大きく見せるというよりも普通の状態でいてくれる人。女性に限らず、そういう人が好きですね」と語っている。

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