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雲発生実験器「シュポシュポくん」

2006年10月11日 00時00分

(上)これが「シュポシュポくん」だ!
(下)空気を入れてフタのロックを解除すると雲発生!

暑かった夏も過ぎ今年は急に秋がやってきた感がする。空を見てみても夏の間空の主役だったもくもくとした入道雲に変わり、さば雲やうろこ雲、刷毛で描いたような雲など夏には見られなかった雲が姿を現してきている。
様々な形に変形する雲であるが、この雲はどのようにして作られるのか。これは小学生の理科の時間に学習した事項なので知っている人もたくさんいると思うが、雲は空気が上昇して冷やされたときに空気の中にある水蒸気(気体)が水滴(液体)や氷晶(固体)などに変化して目に見えるようになったものである。だから上昇気流が発生する台風や前線付近では雲がたくさんできる。

このように本来ならば何らかの上昇気流がないと発生しない雲であるが、上昇気流がなくても目の前で、しかも誰でも簡単に雲を作ることができる。雲発生実験器「シュポシュポくん」を使えば、いとも簡単に目の前で白い雲がつくれてしまうのだ。写真のとおり、「シュポシュポくん」は300mlペットボトルの入口に空気を入れるポンプがついた装置である。

では実際に、作ってみよう。まずペットボトルのなかに数滴水を入れる(多く入れると上手くいかないので注意)。ロック付のフタを閉めてからペットボトルの中に空気を入れるポンプを文字どおり“シュポシュポ”押していき、もう押せないくらいまで空気が入ったら準備完了。このときペットボトル内にある液晶温度計を見てみるとシュポシュポする前より温度が高くなっている。
ここでフタのロックを一気に解除すると……、プシュー!! という音をたてなんとペットボトル内に白い煙のようなものが出来ているではないか! まるで手品道具のようでもあるがこの白い煙は紛れもなく雲。

原理的には上昇気流が発生したときと同じであり、シュポシュポすることによりペットボトル内の空気が圧縮され温度が上昇、その時点でフタを一気に開けることによってペットボトルの外の空気に触れる。そのとき、ペットボトル内の空気が急激に冷やされるために水蒸気(気体)が水滴(液体)に変化、雲が発生するのである。
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