
まず気になるのは、「そば」なのか「パスタ」なのかということ。お店のポスターを見ると、つゆに浸けるのではなくソースをかけて食べるもののよう。ということは、パスタの一種と考えてよい。プレーンタイプと野沢菜タイプがあったが、信州ということで野沢菜タイプを買って帰ることにした。
製造元の桝田屋食品株式会社によると、「そばパスタ」の販売は2年前から。信州特産のそばと洋風のパスタを組み合わせることで、若者にも年配者にも喜んでもらえる食品ができるのでは、と考えたのがきっかけだという。和洋折衷とはまさにこのこと。
ある朝、調理してみた。封を開けると緑色の平麺が現れる。野沢菜の色だろうか。沸騰したお湯に商品付属の大粒の「イタリアの塩」をパラパラと入れ、時折かき回しながら8分半。
トマトソース好きの筆者にはこれで十分だったが、ソースのにんにく臭が強かったせいか、野沢菜の香りがあまり感じられなかった。香りを引き立たせるには、バターと塩、ブラックペッパーでいためる調理法がよいそうだ。
そばパスタにはプレーン(特に表示なし)、野沢菜以外に、ダッタンそばタイプもある。長野県内の高速道路のサービスエリア、観光地の土産品店、道の駅などで販売中。新しい信州の味、とにかく食感がいいので、長野へお出かけの際にはお土産にぜひどうぞ。
(R&S)