日本人は年間に、どれくらいの長さのパスタを食べているのか?
日本人が年間に食べているパスタを長さにすると「425メートル」。あなたにとって短い? それとも長い? 数値ですか?
ラーメン、カレー、そしてパスタ……。今や日本人の国民的料理へと成長したパスタ。

家族で食べたり、恋人とのディナーで食べたりとその用途は様々。美味しくてオシャレ、実に使い勝手の良い料理である。では、私たち日本人は年間にどれくらいのパスタを食べているのだろうか? 重さではなく長さで調べてみた。

2006年に発行されたイタリアの「ORIGINE」という雑誌のデータによると、日本人のパスタ年間平均消費量は1.7キログラム(世界で27位の消費量)。これは一体どれぐらいの長さなのだろうか? 調べてみると……?

そもそもパスタ(スパゲッティ)は、1本がおよそ25センチで1グラム。1700グラムに25センチをかけると、その長さは42500センチ。年間、425メートルのパスタを食べていることになる。あくまで平均だが、意外と短いものである。

ちなみに、パスタの本場・イタリアは年間平均28キログラムを消費し世界一位。長さにすると7000メートルものパスタを食べていることになる。やはりレベルが違う。パスタの種類が豊富だからこそ可能な長さでもあると思うが……。

世界で2位の消費量はベネズエラで3250メートル。3位のチュニジアは2925メートル。こう考えると、いかにイタリアがパスタを食べているかがわかる。

長さに換算すると意外な数値が発覚したパスタの年間消費量。では、ラーメンやそばだとどうなのだろうか?
相当な長さを期待して、ぜひとも調べてみたいと思う。
(木南広明)
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