まず、日本で有名になった「パクリ施設」として、北京の石景山遊園地の問題を改めて紹介。
論説はその上で、「石景山遊園地がアジアのパクリ版ディズニーランドの始まりというわけではない」と主張し、1961年に日本の奈良県に建設された「ドリームランド」を例に挙げた。「『眠れる森の美女』の城などディズニーをイメージさせるアトラクションが多く存在」などとして、「奈良ドリームランドは、アジアのパクリ版ディズニーランドの先駆け的存在である」と説明。遊園地の「パクリ問題」で、先進国であるのは日本と主張した。
奈良ドリームランドは2006年に営業を終了したが、建物は現在も残されているという。
論説は「四川省に出現した山寨(パクリ)巨大ガンダムが日本のネット上で大きな関心を集めている」ことを受け、「日本のメディアは再び、中国が知的財産権を尊重していないことの証拠とするだろう」との見方を示しつつ、日本を批判した。(編集担当:畠山栄)
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