17日、タレントのスザンヌ(28)が、夫で野球評論家の斉藤和巳氏(37)と離婚したことを所属事務所を通じて発表した。

 離婚の原因について彼女は「お互いの仕事が福岡中心、東京中心と離れていたことにより、すれ違いが多く、家族としての時間が十分に持てなくなったうえに、私が出産、育児にいっぱいいっぱいになってしまい、彼に対して思いやりを持つことができなかったのかもしれません」とコメントを寄せている。



 2人は、2010年に交際が明るみになり、翌年11月に結婚。2014年1月には長男が生まれたばかりだったが、離婚という選択に至った。このことについて、ネットからは「やっぱり」という納得の声が相次いでいる。

「斉藤はスザンヌの前に結婚していた前々妻と2006年に離婚しており、婚姻期間中に第二子を妊娠している前々妻に突然離婚を切り出し、一方的に中絶同意書を送付、さらに離婚成立後に慰謝料の支払いを拒み続けたと週刊誌に報じられた過去があります。そのため、斉藤との交際が発覚した時から、スザンヌに対しては心配の声が聞かれていました。

 結婚や出産を経てスザンヌが斉藤について『この人と結婚してよかった』と明かすことがあっても、その声が絶えることはなく、公の場に出た彼女が少しでもやつれていると『夫とうまくいっていないのではないか』との指摘があったほどです。
また、最近ではスザンヌの左手薬指に結婚指輪が見当たらなくなっていたり、夫妻の不仲説も飛び交っていました。そうした状況があった上での離婚発表ですから、世間も特に驚かなかったのでしょうね」(芸能関係者)

 離婚原因は"すれ違い"であると発表したスザンヌであったが、19日に発売される「女性セブン」(小学館)では、他の離婚原因についていち早くキャッチしている。離婚の背景には、斉藤とプロゴルファーの上田桃子(28)の不倫があったというのだ。

「斉藤と上田の仲は2014年5月に噂されたことがあり、この時にも夫妻の離婚危機説が浮上していました。その後、同年8月にイベントに出席したスザンヌは『多少不満はありますけど、仲良くやっています』と夫婦円満アピールをしていたのですが、この時期に彼女のブログから斉藤の影が消えています。この頃からすでに仮面夫婦状態だったのかもしれません。


 今後の彼女は、シングルマザー枠でのタレント活動をするのでしょうが、いまや芸能界はママタレ・シンママタレ(シングルマザーのママタレ)の飽和状態。競争率が激しい中、結婚後からメディア露出がさほど多くない彼女がシンママタレの第一線で活躍することは難しいと思いますが、それでも抜群の知名度はあるので、定期的なテレビ出演はなくてもイベント出演やママ向けのファッションアイテムのプロデュースなどをこなしていけば子供を育てられるくらいの稼ぎは得られるでしょう。また、離婚直後は無理でも、ほとぼりが冷めればバラエティー番組で離婚までの流れについて激白することもあるかもしれませんね。それを自覚しているからこそ、彼女も早い段階で離婚に踏み切ったのではと思います」(前同)

 新しい人生を歩み出したスザンヌ。この決断が彼女の幸せにつながることを願いたい。
(文=サ乙)