元モーニング娘。でママタレの藤本美貴が、自身のブログで息子の顔出しをやめると宣言した。



 2009年に品川庄司庄司智春と結婚した藤本は、2012年3月に第1子となる男児を出産。産後からこれまで、藤本のブログには庄司そっくりの長男が頻繁に登場していた。

 しかし、1日のブログで、息子が保育園から幼稚園に上がるのを機に、「顔出しはやめて 可愛いスタンプを押させていただくことにしました」と報告。その理由を「これから1人での行動もどんどん増えていくし 親として2人で話し合って決めました」と説明。今後も成長報告は継続していくという。

 芸能活動をセーブせざるを得ないママタレにとって、欠かせないアピールの場となっているブログだが、子どもの素顔を晒すか否かについては、意見が分かれるところ。


 おととしに長女を出産したタレントの辺見えみりは、産後は素顔を公開していたものの、生後半年で「長女の掲載を控える」と宣言。梨花、小倉子、神田うのスザンヌらも素顔の掲載は避けている。

「3児の母である元モーニング娘。の辻希美も、子どもに目線などを入れて掲載していますが、過去に何度か、誤って素顔を投稿してしまったことも。そのたびにネット上で画像が拡散される騒ぎに。ママタレの子どもの素顔は、一般人にとって関心が高いようです」(芸能記者)

 一方、木下優樹菜東尾理子クワバタオハラくわばたりえなど、子どもの素顔を頻繁に公開しているママタレも多い。


「子どもを晒す一番のメリットは、親子出演が条件の仕事が舞い込んでくるということ。テレビ出演や、ママ雑誌の表紙、ファミリータイプの車や子育てグッズのタイアップ広告など、仕事の幅が広がります。また、新山千春や、梅宮アンナなど、子どもを芸能事務所に所属させている親は、顔を売るために頻繁にブログに登場させています」(同)

 さらに、昨年4月に長女を出産した優木まおみは、かなりの頻度で娘の画像を投稿。インスタグラムでは動画投稿も多く、親バカぶりを発揮している。

「優木は、出産直後に『主人とも相談して、子供のプライバシーを重視し、ブログに写真や、名前の公表など、子供の情報を載せることは控えさせてもらうことにしました』と明言していたものの、約半年後に『いろいろ考えて、やっぱり娘の写真載せていくことにしました。成長記録も兼ねていきたいなとおもうので』と撤回。
その後は、娘の画像のみならず動画まで頻繁に投稿し、ネット上では『見せびらかしたいだけ』『かわいいって言われたいだけ』などと毒づかれている。内容が伴っている顔公開はいいですが、優木のように、ただゴロゴロと転がっているだけの娘の動画を投稿するようなやり方は、時に物議を醸すことも」(同)

 今や、芸能人ブログでのアクセスランキングでも、上位を独占しているママタレブログ。子どものプライバシーに対する考え方は人それぞれだが、不特定多数から注目を浴びているだけに、よく考える必要がありそうだ。