乃木坂46の人気メンバー・齋藤飛鳥(17)が痴漢被害に遭った可能性が浮上し、ファンの間で大きな騒ぎになっている。

 コトのきっかけはTwitterに書き込まれた「痴漢自慢」。

あるユーザーが齋藤に痴漢をしたと告白し、今月4日に以下のようなツイートを投稿していた。

「やばいww 乃木坂46の齋藤飛鳥だっけ? 見つけたwwww このあと後に行って ちんこ当てまくったら え?って反応されて その反動でパンツベチャッたwwww」
「齋藤飛鳥(なんですか?) 俺(はい?) 齋藤飛鳥(なにかぶつけるのやめて欲しいんですけど......) 俺(すいません)なにぶつけてるかって?ちんこだよww なんかAVみたいでくそ興奮したww」

 これだけならイタズラ目的の「ネタツイート」とも考えられたが、明らかにプライベートの齋藤が電車に乗ろうとしている瞬間の写真が添付されていた。少なくとも、盗撮できるくらい齋藤の近くにいたことは間違いなさそうだ。

 「あしゅ」の愛称でファンに親しまれている齋藤は、美少女ぞろいの乃木坂の中でも屈指の美形。あまりの美しさゆえに「神に選ばれし美少女」というキャッチフレーズまでついている。アイドル的な可愛らしさだけでなく驚異の小顔でスタイルも抜群。
有力ファッション誌「sweet」(宝島社)のレギュラーモデルに最年少で抜擢されるなど、男女問わず人気が高い。その齋藤に痴漢をしたという発言はファンにとってショッキングだった。

 このツイートが爆発的に拡散されると問題のユーザーにファンの怒りが集中。あまりの猛批判に自首をにおわせる書き込みをしたが、それでもファンの憤りは収まらずに以下のような批判が殺到した。

「飛鳥ファン全員、いや乃木坂ファン全員を敵に回したな」
「てめぇぜってー見つけだしてシバキ倒したる!このツイートしたの後悔させたるわ」
「あしゅが可哀想すぎる...早よ捕まれクズ!」
「くそ痴漢野郎、絶対に追いつめてやるからな」

 ほどなく問題のユーザーのアカウントは消えてしまい、痴漢の真偽は藪の中かと思われた。だが、メンバーからファンに向けてプライベートメールが送られてくるサービス「モバメ」で動きが起こった。
齋藤がナゾの「背の高そうな男性」のイラストを送信し、それが痴漢の犯人の似顔絵なのではないかと推測されているのだ。

 といっても具体的に被害の訴えがあったわけではない。それでも一部のファンは「この似顔絵でヤツを特定しよう」「よっしゃ犯人を吊るすぞ」などといきり立ち、真偽は不明ながら問題のユーザーの名前や住所、卒業アルバムがネット上にさらされたとの情報まで出回っている。痴漢が本当だとしてもウソだとしても、もはやファンの怒りは止められなさそうだ。

 今までも女性タレントが痴漢被害に遭った事件は多々あるが、ほとんどが芸能人だと知らずに触られたケース。特定の芸能人だと認識したうえでプライベートで痴漢されたのは前代未聞といえる。


「昔のアイドルならマネジャーが付きっきり。プライベートですら事務所の専用車で移動していた。しかし、最近はアイドルの数が増えたことで管理が甘くなり、トップクラス以外は一人で電車移動ということも珍しくない。乃木坂も例に漏れず、齋藤クラスの人気メンバーですら一般人と大差ない状態。それが親しみやすさにつながっているのですが、今回のようなリスクも生まれる。また、ネット時代になったことでアイドルの住所や行きつけのお店の情報などが悪質なファンの間で共有され、ストーカー被害も深刻化しています」(アイドルライター)

 もし齋藤が痴漢被害に遭ったのだとすれば、その傷心は計り知れない。
痴漢は現行犯でなければ逮捕は非常に難しいが、犯人に何らかの罰が下ることを期待したい。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)