4月13日放送の『アメトーーク!』“芸人ドラフト会議”で、「自分の冠番組が実現したら、ぜひ出演してもらいたい」とカズレーザー(メイプル超合金)は第1位に澤部佑(ハライチ)を指名した。彼は澤部のことを、芸歴10~15年のお笑い芸人の中で「ダントツで優秀」と認めていた。
現在のバラエティ番組で活躍しているのは40~50代の芸人が多いなか、澤部のテレビやラジオのレギュラー数は目を見張るものがあり、世間が思っている以上に彼の業界内での評価は高そうだ。

所属会社の公式プロフィールを見ると、ハライチのテレビ、ラジオ、ネット番組のレギュラーは13本、そのうち澤部佑単独のレギュラーは8本である。また彼は単発でのテレビ出演も多いので、お笑い芸人全体で見てもトップクラスの売れっ子と言えるだろう。

『アメトーーク!』“芸人ドラフト会議”では、カズレーザーだけでなく澤部と共演経験が多い若林正恭(オードリー)も彼を高く評価している。「可愛げがあり、イジってもイジられてもOK」「芸人の能力を五角形のグラフにしたら、全てを満たすバランスの良さ」で、共演の芸人がスベって大事故を起こしても最後まで見捨てない優しさもある―とベタ褒めであった。

このように先輩や同世代の芸人からも「誰と絡んでも番組を成立させてくれる」と信頼があることから、これからも澤部佑はバラエティ番組での活躍が続くだろう。
しかしお笑いコンビ・ハライチのファンの中には、「『M-1グランプリ』で頂点を目指してもらいたい」という声が少なくない。2009年の同大会で初の決勝進出を果たし、4大会連続で決勝に駒を進めるもののチャンピオンの称号を手にしていないからだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)