アメリカ大統領の妻として夫に寄り添う夫人、つまりファーストレディは昔から仕立ての良いドレス、もしくは女性的で高級感あふれる衣装を着ているという印象が強い。しかし1月に米大統領の座についたドナルド・トランプ氏の妻メラニア夫人については、最近服装にずいぶん変化が見られるように。
かつてはセクシーでフェミニンだった夫人のファッションが、ずいぶんメンズライクになってきたのだ。

元モデルだけあって、普段から非常にお洒落でプロポーションも抜群のメラニア夫人。その夫人のファッションが「ずいぶん男性的になってきた」と話題になっている。このほど夫人はジャスティン・トルドー氏(カナダ首相)の妻であるソフィー夫人と並び話しながら歩く姿をFacebookにもアップしたが、この日のファッションはタイにスーツというカッコいいもの。いかにもクールビューティといった雰囲気のメラニア夫人だが、ここ数年はこの“メンズウェア風レディースファッション”の人気が根強いという。

またこのようなスーツには、「自分には人に劣らぬ能力がある」と周囲に印象付ける効果があるそうだ。
ファーストレディとして公の場に姿を現す機会がグッと増えたメラニア夫人だけに、男性的なファッションに身を包むことで周囲に対し自信を誇示している可能性もある。

あまり得意ではないとされる英語でのスピーチ、夫と揃っての外遊などもこなすようになったメラニア夫人は、「有能で知的な女性」「自立した女性」を演出していきたい考えのもよう。しかしズボンをはいていようがプロポーション抜群のためこのセクシーさで、露出は極めて少ないものの女性的な魅力もかなり際立っている。

またトランプ大統領が最初に結婚した女性イヴァナ・トランプの産んだ娘イヴァンカは、現在「大統領補佐官」として活動中。ファーストレディであるメラニア夫人以上に影響力が大きいとされる義理の娘の存在に、メラニア夫人がライバル心を抱いている可能性も無きにしもあらずか。

画像は『First Lady Melania Trump 2017年10月12日付Facebook「Enjoyed hosting Sophie Trudeau at the @WhiteHouse today.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)